MakeMKVとLPCMとeac3to

MakeMKV Betaで作成されたMKVですが、音声がLPCMの場合、MPC-HCやVLCでは上手く再生されない場合があります。

そんな場合、手順がかかりますが、eac3toを使うと上手くいく場合があります。

元ネタでもないのですが、MakeMKVのスレです。

Memento BluRay

Playing blu-ray rip with LPCM on HTPC

MakeMKVで16Bit、48kHz、2ChのLPCMを扱う場合は特に問題なかったのですが、24Bitや、マルチ・チャネルの音声を扱うと、とたんに再生に失敗する場合がありました。

音声が、24Bit、96kHz、7.1ChのLPCMの動画をリッピングしてみます。

出来上がったMKVファイルを、MediaInfo で確認します。

これをMPC-HC、VLCで再生しようとすると、

となって、音声が再生されません。そこで、eac3toを使ってMKVファイルのDemuxを行います。

先ず、MKVファイルの中身を確認します。

コマンド・プロンプトから、コマンドを入力します。

MKVをDemuxします。

「.WAV」の代わりに「.FLAC」でもOKです。MPEGの場合は「.M2V」にします。

「.H264」と「.WAV」のファイルが出来上がります。

これらを「mmg.exe」を使ってMKVにMuxします。

MKVToolnix

「.H264」の場合、アスペクト比とfpsを入力します。

作業が進行します。

出来上がったファイルをMediaInfoで確認します。

ファイルサイズは増えましたが、無事に再生できました。